2012年06月25日

お灸の話

こんにちは鍼灸室 楽 のmiyaです。

お灸の話
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私には92歳になる祖母がいます、元気でいたのですが今年4月末に転倒し左大腿骨転子部骨折で入院し手術しました。高齢者が転ぶと一番骨折しやすいウィークポイントですが順調に回復し3週間で退院し自宅療養という感じでした。歩行器で見守りも必要なく歩けるようになってましたが先週くらいから腰痛でつらいとの事で時間のあるときに自宅(といっても治療院の隣り)に訪問し治療しています。祖母の治療はいままでも週1回必ず行っていて私の患者さん第一号なのです。

毎日治療に行ける訳ではないので私が行かない日は家族に灸をやってもらったようで少し水泡になっていました。
私があららというと「まあこのくらいは平気、昔はもっと熱いお灸をしたものだ」と昔の話を教えてくれました。


祖母が20歳くらいのときに顔にひどい面疔が出来たそうで顔に傷が出来たら大変という事でおばあちゃんに言われ静岡まで「お灸に通った」んだそうです。静岡にあったお灸堂は大盛況で人がいっぱい待っている状態だったそう。そこで親指と人差し指の間の合谷というツボに50壮お灸をすえなさいと言われて帰ってきたそうです。今でもお灸の痕があるといってました。(見た感じわかりませんでしたが・・)そして何日か自宅でおばあちゃんにお灸を続けてもらうとある時膿がどんどん出てきてすっかり治ってしまったそうです、だから自分はお灸は好きなんだとの事でした。

たしかに面ちょうや物もらいなどはその合谷の多壮灸が良いとされています、僕もものもらいがお灸をしているうちに爆ぜてしまった経験があります。

しかしこれってかなりのびっくり体験ではないでしょうか?


今は抗生物質などもありまずは病院を受診するでしょうから先にお灸や治療院に来るという事がないのでこういう状況は少ないですが鍼やお灸では現代医学で証明できないびっくりな出来事って結構あるんです。

ですので治療院へ来たら困っている事はとりあえず訴えてみてください、もしかしたら「こんな事も治っちゃうの~♪」な事があるかもしれませ~~ん。

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